活動報告
「研究者のための効果的な時間管理術」セミナー(令和6年5月15日)
2024年5月15日(水)14時~16時、「研究者のための効果的な時間管理術」セミナーを開催した。本セミナーは、ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(女性リーダー育成型)の岡山大学版リーダー育成プログラムPhase 2の講座の一つとして実施された。講師は有限会社ビズアーク 時間管理術研究所 代表取締役 時間管理コンサルタント 水口 和彦 氏であった。研究者の仕事は予定通りには進まないことも多く、細かくタイムスケジュールを決めればいいというわけには行かず、To Doリストでタスク管理を行っても様々な問題が起こる。本セミナーでは、講師が技術者の仕事をする中で確立したタイムマネジメントの手法を具体的に紹介していただいた。ゆとりをもってあらかじめ計画表を作成すること、大きな項目は小さく分けて実施計画を立てる方が良いなど、計画的に仕事を進めるために、効果的・効率的に時間を使うために役立つ手法を紹介していただいた。
32名が参加したが、「時間活用が甘かったことに気付き、改善点が理解できました。このような身に着く講演を受ける機会がもっとほしいです。」「記録の重要性がよくわかりました。複数人のプロジェクト管理など、参考になる点が多かったです。」「これまで種々のタイムマネージメント法を試してきたが、フィードバックの重要性とマネージメントに対する柔軟性がタイムマネージメントには不可欠であることを理解でき、とても有意義であった。」などの感想が寄せられた。なお、当日都合により参加できなかった教職員・大学院生のために、録画バージョンを半年間、学内限定で公開している。