中国・四国地区の10国立大学は、男女共同参画社会の実現を目指して、「中国・四国地区国立大学の男女共同参画推進のための共同宣言」を行いました。本宣 言文は平成23年9月27日開催の平成23年度秋季中国・四国地区国立大学長会議で協議・承認されたもので、11月11日に開催した第3回中国四国男女共 同参画シンポジウム「女性研究者が活躍する大学~支援ネットワークの強化を目指して~」において10国立大学長を代表して森田潔岡山大学長が宣言しました。
【内容】
我が国の大学においては、近年、男女共同参画のためのさまざまな取組みが推進されています。本学においても、平成21年度に文部科学省 科学技術振興調整費女性研究者支援モデル育成事業に「学都・岡大発 女性研究者が育つ進化プラン」が採択されて以来、ダイバーシティ推進本部男女共同参画室を中心に取組を推進してきました。
本宣言文は、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、鳴門教育、香川、愛媛、高知の10大学が、男女共同参画に関する特徴ある取組みを継続し、一層発展させていくとともに、以下の5項目を実行することを謳っています。
- 大学構成員の女性比率の向上に努め,かつ意思決定過程への女性の参画機会を拡大すること
- 大学構成員がもてる資質・能力を最大限発揮できる教育・研究及び就労環境を整備・充実すること
- 男女共同参画の視点に立った人材育成を推進すること
- 男女共同参画社会実現への取組において,シンポジウム等を継続開催し,地域との協力・協働を進めること
- 男女共同参画社会実現に向けて、地区内での大学間の相互交流と連携を一層深化させること