岡山大学 ダイバーシティ推進本部

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「サイエンス・トーク&トライアル及びサイエンスライブ 2022」を開催

活動報告

 本学は730日に「2022 サイエンス・トーク&トライアル」を対面で、86日に「2022サイエンスライブ」をオンラインで開催しました。

 本イベントは、将来を担う中学生・高校生に研究者と接しながら、学問や最先端の研究内容を身近に感じ、科学に対する興味を持ってもらうことを目的に毎年開催しています。

 「2022 サイエンス・トーク&トライアル」では,学術研究院環境生命科学学域(工)の小布施祈織 准教授を講師として、-不思議な雲の流れを再現してみよう―のテーマで、最初に雲ができるメカニズム等の説明があった後、実際に牛乳パックで作ったプールに割りばしにつけた墨汁で雲を再現する実験を行いました。参加者は失敗を重ねながら何度も実験を行い思いどおりの雲を再現することに夢中で取り組んでいました。参加者が定員を超えたため、午前と午後の2回に分け、合計で中学生・小学生19名、保護者19名の計38名の参加があり、参加者からは、「先生の話がとても面白くて、分かりやすかった。一緒に来ていた母も夢中になっていました。」「大気の流れによって特徴的な雲ができることがわかった。また、説明だけでなく実験を通してよりイメージしやすかった。実験はとても楽しかった。」などの感想が寄せられました。

 また、「2022サイエンスライブ」では、「教えて!博士!-大学の先生に聞いてみよう!-」をテーマに、学術研究院自然科学学域(理)の御輿真穂 助教、学術研究院環境生命科学学域(農)の東口阿希子 助教、学術研究院社会文化科学学域(経済)の金志映 准教授、資源植物科学研究所の深田史美 特任助教の4人の女性教員が、質問に答える形のライブ形式によるトークイベントを開催しました。最初に教員の自己紹介があった後、質疑応答に移りました。質問は、事前に提出されたものや当日のチャット機能を活用して受け付けました。「理系に興味があり、理系に進みたいが、数学が苦手です。どうすればよいでしょうか。」「文理選択の気をつける点や選ぶポイントなどがあれば教えていただきたいです。」「勉強が苦しいときや、落ち込んだとき、失敗したときなど、どうやって気持ちを切り替えましたか。」などの質問があり、教員から自分の経験・体験に基づいたアドバイスがありました。中学生・高校生22名を含む30名の参加があり、参加者からは、「目標がはっきりして、勉強を頑張れるモチベーションが高くなった。」「非常にわかりやすかったです。4人の先生が話してくださる方式のおかげで様々な意見が聞け、個人的にはとても満足でした。またチャットでした質問もすぐ読み上げていただき、疑問解決につながりました。」などの感想が寄せられました。

 

【本件お問い合わせ先】

  総務・企画部人事課ダイバーシティ推進室

  TEL:086-251-7303

 

本イベントのポスター
雲の説明をする小布施講師
雲を再現する実験の様子
サイエンスライブの様子