女性研究者(大学院生を含む)が応募可能な外部研究費についてお知らせします。
応募条件・申請資格などについて、各自確認の上ご応募してください。
募集期間はすでに終了しているものもありますが、それらについては次年度の参考にしてください。
女性教員・研究者向け(大学院生も応募可)
女性教員・研究者向け
女性教員・研究者向け(大学院生も応募可)
- 公募期間について:すでに終了しているものについては次年度のおおよその募集時期と考えてください。
- 女性限定ではないものも掲載していますので注意してください。
研究助成事業/ 財団等 | 応募対象 | 概要 | 応募期間等 |
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羽ばたく女性研究者賞(マリア・スクウォドフスカ=キュリー賞)/国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)、駐日ポーランド共和国大使館 | ・自薦・他薦とも可能。他薦の場合は、本人の了承が必要 ・2025年4月1日時点で博士学位取得後5年程度まで※の女性研究者(ポスドクを含む)、大学院生(博士後期課程)、及びこれらに相当する者 ※ライフイベント等による研究活動休止期間を勘案する <表彰内容> ・最優秀賞(1名):賞金100万円、副賞としてポーランドの研究機関への渡航・滞在費 ・奨励賞(2名):賞金50万円 (賞金は日本電子株式会社、ポーランド訪問機会は駐日ポーランド共和国大使館および同国科学アカデミーから贈られます。) | 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)では、科学技術・イノベーションの創出に向けて女性研究者の活躍を推進しております。2021年度、駐日ポーランド共和国大使館とともに、国際的に活躍が期待される日本の若手女性研究者を表彰する「羽ばたく女性研究者賞(マリア・スクウォドフスカ=キュリー賞)」を創設しました。本賞は、ポーランドが生んだ偉大な女性研究者、マリア・スクウォドフスカ=キュリー注)が、30歳台前半での功績を認められノーベル賞を受賞したことにちなみ、その名を冠しています。 本賞が対象としている博士後期課程および博士号取得後数年以内の女性研究者は、自立した研究者としての飛躍が最も期待される一方で、さまざまなライフイベントに直面することが多いのも事実です。本賞によって受賞者の活躍を称え広く知ってもらうことが、情熱としなやかさをもって飛躍しようとする女性研究者への応援と次世代の女性研究者育成につながることを期待しています。 | 2024年10月1日(火)~12月10日(火)日本時間正午まで |
リバネス研究費/ 株式会社リバネス研究開発事業部 | 40歳以下の若手研究者(学部生も含む) | 「科学技術の発展と地球貢献を実現する」ために、自らの研究に情熱を燃やし、独創性な研究を遂行する若手研究者を助成する研究助成制度です。1年間に4回公募。詳しくはHPを参照。 | 年4回 |
日立財団「倉田奨励金」/ 公益財団法人 日立財団 | 日本国内の大学及びその附属研究施設、研究機関、高等専門学校に所属する研究者(株式会社に所属する研究者は除く)を対象とし公募制とします。大学院生の応募可。 | 倉田の理念を守りながら、グローバルな社会課題解決力を担う次世代の研究者による自然科学・工学研究、および高度科学技術社会に通底する人文・社会科学研究に対して助成を行い、持続可能な未来社会の実現に貢献しています。 | 2024年7月1日~9月中旬 |
笹川科学研究助成/ 公益財団法人 日本科学協会 | 35歳以下の大学院生、雇用研究者(非常勤、任期付き)。他から助成が受けにくい大学院生、外国人留学生、女性研究者が行う研究の応募を歓迎します。 | 笹川科学研究助成は、課題の設定が独創性・萌芽性をもつ研究、発想や着眼点が従来にない新規性をもつ若手の研究を支援しています。 | 2023年9月15日~10月16日ころ |
服部報公会「工学研究奨励援助金」/ 公益財団法人 服部報公会 | 工学研究奨励援助金の応募対象者は、原則として大学、研究所等に在籍し、満40歳未満(応募締切時点)の教員、大学院学生、研究員等です。大学院学生の場合は、研究指導者の推薦を受けて応募できます。ただし、民間企業所属者を除きます。 | 工学研究奨励援助金の対象になる研究は、工学の発展に寄与する基礎的研究で、単なる調査ではなく理論的あるいは実験的研究を行い、1年間に一応の進展が期待されるものに限ります。またその対象領域は工学の中で一定の分野に限定するものではなく、情報、生命、環境に関わる各研究分野を含め、広い意味での工学全般を指すものとします。(2024年度の工学研究奨励援助金の1件当たりの最高額は120万円、最低額は80万円程度とし、約15件採択の予定ですが、援助額は応募金額より減額される場合があります。また上記15件の内12件を「一般公募枠」3件を「女性限定公募枠」とし、技術革新とその発展における女性研究者の活動をこれまで以上に強く支援するものとします。) | 2024年5月10日締め切り |
リカケンホールディングス研究助成/ リカケンホールディングス株式会社 研究助成事務局 | 大学院生の内、博士課程もしくは博士後期課程に在学し、研究活動に従事する30歳以下の者 | 本助成制度は、生命科学の進歩・発展に貢献する独創性・萌芽性をもつ研究や新規性を持つ研究を行っている、もしくは、新たに始める若手研究者に対して支援を行うことを目的とし、研究費の助成を行います。特に、若手研究者の研究を優先的に採択します。 | 2023年12月1日から2024年1月31日まで(必着) |
エディテージグラント(若手研究者支援プログラム)/ エディテージ | 2024年11月1日の段階で満年齢が22歳以上39歳以下であること。修士号またはそれに相当する高等研究課程を修了していること。応募書類及びエッセイに記載された研究活動は、過去3年以内に実施・管理されたものであること。これまでに論文を投稿していない方や、資金援助を受けていない方、または2024年4月1日までの過去365日間に資金援助を受ける予定のない方が優先されます。 | エディテージの若手研究者支援プログラムは、自身の研究によって社会にインパクトを与えたいと願う若手研究者に、経済的支援、メンターシップ、キャリアガイドを提供することを目的としています。 若手研究者がキャリアを形成する過程には様々な困難がありますが、その過程において周囲のサポートを十分に受けられないことも稀にあります。そこで私たちは本支援プログラムを通じて、将来性のある研究者が複雑な研究環境に対応しながら自立し、リーダーシップを発揮できるようになることを目標としています。 | 2024年4月1日~6月30日 |
平塚らいてう賞/ 日本女子大学 | 次のいずれかについて研究・活動を行う個人または団体を対象としており、自薦、他薦を 問いません。 ①平塚らいてうの研究 ②男女共同参画社会の実現 ③女性解放を通じた世界平和に関わる研究や活動 個人・団体は不問(自薦、他薦問わず)。各賞に関しては、以下の要件を満たすこと。 ・顕彰:特に制限しない。 ・奨励:学生・大学院生とそれに準ずる奨励賞を希望する個人または団体。 現在までの研究・活動を含め、今後 1 年間の研究・活動成果が期待しうること。 | (1)平塚らいてう賞(顕彰)1 件 これまでに行った研究または活動の功績に対する顕彰。 副賞の授与(1 名あるいは 1 団体につき 20 万円) (2)平塚らいてう賞(奨励)2 件 これから行う研究・活動で将来的な発展の可能性が認められる計画に対する奨励。 研究・活動助成金の授与(1 名あるいは 1 団体につき 10 万円) | 2024年7月1日~8月31日 |
キャタピラーSTEM賞/ キャタピラージャパン | 一般部門:国内でSTEM分野の開発・研究に従事する女性(大学生~大学院博士課程の研究者を含む)。 学生部門:国内の同等・高等専門学校・大学・大学院(修士)に在学中の学生 (A)女子リーダーのグループ応募(男女混合も可) (B)女子学生による個人応募 | 国内の持続的なイノベーションをサポートする未来志向のプロジェクト。 一般部門:社会の未来を見据え、今後取り組みたい研究及び社会実装のための方法 学生部門:下記ABから選択 (A)2030年SDGs達成に向けいつ減させたいアイデアをSDGs17項目より選択 (B)未来の「ものづくり」「としづくり「建設機械」の中から一つを選択 | 2024年7月1日~2024年10月31日 |
ロレアル‐ユネスコ女性科学者 日本奨励賞/ 日本ロレアル・日本ユネスコ国内委員会 | 日本国内で博士後期課程に在籍あるいは進学予定の40歳未満の女性 | 「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」は、ロレアルグループとユネスコが世界規模で女性科学者を支援する共同プロジェクトの理念を継承し、日本ロレアルが日本ユネスコ国内委員会の協力のもと2005年に創設。生命科学または物質科学の分野において、日本国内で博士後期課程に在籍あるいは進学予定の40歳未満の女性を対象に、毎年各分野から2名ずつ(計4名)選出します。受賞者には、賞状および給付型の奨学金100万円を贈呈し、研究が継続できるようサポートします。 | 2023年11月30日(木)~2024年2月29日(木) |
入澤彩記念女性生理学者奨励賞(入澤彩賞)/ 日本生理学会 | ⽇本⽣理学会の会員で、3 年以上の正会員(学⽣会員を含む)歴を有する⼥性⽣理学研究者を対象とする。研究領域は問わない。 | 日本生理学会は、生理学女性研究者の草分けとして長年研究に尽くされ、女性生理学者の育成に努められた故入澤彩先生から追贈された資金をもとに、優れた女性生理学者の研究を奨励することを目的として、2010年に女性生理学者奨励賞を創設しました。 | 毎年7月頃 |
女性教員・研究者向け
- 公募期間について:すでに終了しているものについては次年度のおおよその募集時期と考えてください。
- 女性限定ではないものも掲載していますので注意してください。
研究助成事業/ 財団等 | 応募対象 | 概要 | 応募期間等 |
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日本動物学会女性研究者奨励OM賞/ 公益社団法人 日本動物学会 | 不安定な身分等の理由により研究を続けることが困難な状況にありながら、強い意志と高い志を持って優れた動物科学分野の研究を推進しようとする女性研究者 | 日本動物学会女性研究者奨励OM賞は、大場方子氏より頂いたご寄付を基に設立され、不安定な身分等の理由により研究を続けることが困難な状況にありながら、強い意志と高い志を持って優れた動物科学分野の研究を推進しようとする女性研究者を支援することを目的としています。本賞のOMは、大場方子氏のイニシャルに由来します。 男女共同参画社会基本法や女性活躍推進法の施行にもかかわらず、依然として、女性研究者がそれぞれの多様な生き方を選択し、能力を十分に発揮できる環境の実現には至っていません。日本動物学会は、本学会会員に限らず動物科学を研究するすべての女性研究者を対象に、この賞の公募を行います。 本賞は、原則として年間2名に授与され、受賞者には賞状と副賞として50万円が贈呈されます。 | 2024年3月31日まで |
資生堂 女性研究者サイエンスグラント/ 資生堂 | 自然科学分野(理工科学分野、生命科学分野いずれもご応募いただけます)。なお、美容と健康に関する研究、またはその領域へ発展の可能性のある研究の応募を歓迎します。 助成対象期間中に大学あるいは企業以外の研究機関(いずれも所在地が日本)で自然科学分野の研究に従事する女性研究者 ※年齢、国籍は問わない。 ※推薦者不要。自由応募による完全公募制。 ※応募時、すでに指導的役割を担われている研究者(教授等)、大学院生・学生は 除く 。 ※当グラントへの応募回数の制限はなし(何度でも応募可能、但し1度受賞した方は再度の応募はできません。) | 「資生堂 女性研究者サイエンスグラント Shiseido Female Researcher Science Grant」は将来指導的立場の研究者を目指す女性を支援する研究助成です。「次世代の指導的役割を担う女性研究者を支援することは科学技術の発展につながる」という信念のもと、自然科学分野の幅広い研究テーマ(理工科学系・生命科学系全般)を対象に、2007年度の設立以来、毎年10名の女性研究者へ研究助成を行ってきました。資生堂は、女性活躍推進企業として、女性研究者を取り巻く環境に幅広く目を向けながら、学術領域における女性の研究活動を多様な視点でサポートしていきます。新規性・独創性があり、ご自身の研究分野を切り拓く意欲のある研究計画を歓迎します。 | 2023年11月16日(木)12:00(正午)web申請登録完了 |
内藤記念女性研究者研究助成金/ 公益財団法人 内藤記念科学振興財団 | 自然科学の基礎的研究に独創的・先駆的に取り組んでいる一定以上の研究実績をあげた 博士号を持つ女性研究者。出産日から申請締め切り日までが61ヵ月未満(今後復帰する場合は、復帰場所が明確になっており、復帰日が2024年12月末日以前かつ、出産日から復帰日まで61ヵ月未満)の女性研究者を対象としています。 | 出産・育児によって研究が中断した際の研究現場への復帰と研究業績を挙げることを支援する目的で、研究に必要な費用を補助する助成金です。 | 2024 年 5 月 31 日(金)締め切り |
未来を強くする子育てプロジェクト 「女性研究者奨励賞」/ 住友生命 | 現在、育児のため研究の継続が困難な女性研究者および、子育てをしながら研究を続けている女性研究者を対象とし、次の要件を満たす方の中から決定します。原則として大学、研究所等に在籍し、満40歳未満(応募締切時点)の教員、大学院学生、研究員等です。大学院学生の場合は、研究指導者の推薦を受けて応募できます。ただし、民間企業所属者を除きます。 | 育児のため研究の継続が困難となっている女性研究者および、育児を行いながら研究を続けている女性研究者が、研究環境や生活環境を維持・継続するための助成金を支給します。人文・社会科学分野における萌芽的な研究の発展に期待する助成です。 | 2024年7月8日(月)~2024年9月9日(月)必着 |
守田科学研究奨励賞/ 一般社団法人大学女性協会 | 自然科学分野において優れた研究成果をあげており、科学の発展に貢献することが期待される40歳未満(2020年4月1日現在)の女性科学者を対象とし贈呈します。 | 本賞は、化学教育者・故守田純子氏から遺贈された資金をもとにして、自然科学を専門とする女性科学者の研究を奨励し、科学の発展に貢献する人材を育成することを目的として、1998 年に設けられたものです。 | 2024 年 11 月 18 日(月)(必着) |
日本女性科学者の会奨励賞/ 日本女性科学者の会(SJWS) | 年齢、国籍、性別は問いませんが、管理職(教授、部長等)にある方はご遠慮下さい。自薦・他薦は問いません。 | 広く理系の分野において研究業績をあげ、その将来性を期待できる方で、かつ本会の趣旨に賛同し、その達成のために努力していると認められる本会正会員および学生会員を対象とします。 | 2024年3月31日まで |
日本化学会 女性化学者奨励賞/ 日本化学会 | 年齢が受賞の年(2025年)の4月1日現在において満40歳に達していない者。 | 化学の専門性を活かした学術研究に傑出した業績と貢献がある者で、社会貢献にも努め、国内外での研究活動・交流を通して我が国の女性化学者の地位向上に寄与し、将来の科学者・技術者を目指す学生や若手研究者の目標となる本会女性の会員を対象とする。 | 7月12日締め切り |
内藤記念女性研究者研究助成金/ 公益財団法人 内藤記念科学振興財団 | 博士号を持ち、出産日から申請締め切り日までが61ヵ月未満(今後復帰する場合は、復帰場所が明確になっており、復帰日が2024年12月末日以前かつ、出産日から復帰日まで61ヵ月未満)の女性研究者を対象としています。 | 出産・育児によって研究が中断した際の研究現場への復帰と研究業績を挙げることを支援する目的で、研究に必要な費用を補助する助成金です。 | 毎年5月頃 |
猿橋賞/ 一般財団法人 女性科学者に明るい未来をの会 | 自然科学の分野で、顕著な研究業績を収めた女性科学者。 | 顕著な業績を収めているにもかかわらず女性であるが故に必ずしも恵まれていない人材を発掘し、顕彰することによって「一条の光」を提供することを願い、自然科学の分野の研究に従事する女性科学者を励まし、もって我が国の科学研究の向上発展と人類の福祉に寄与することを目的とする。 | 2023年11月30日締め切り |
井上リサーチアワード/ 公益財団法人井上科学振興財団 | 自然科学の基礎的研究で博士の学位取得後9年未満のわが国の国公私立大学及び大学共同利用機関に所属(予定を含む)する研究者で、これまでの成果を踏まえ、単独で又は共同研究者の協力を得て行う将来性豊かな研究者に対し井上リサーチアウォード(賞状及び研究助成金一人当たり500万円)を贈呈します。 | 自然科学の基礎的研究で優れた業績を挙げ、更に開拓的発展を目指す若手研究者の独創性と自立を支援することを目的とします。 | 2024年7月31日(水)(必着 |
輝く女性研究者賞(ジュン アシダ賞)/ 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) | 輝く女性研究者賞(女性研究者) 原則40歳未満(ただしライフイベント等による研究活動休止期間を勘案) 科学技術に関連していれば研究分野は不問 | 女性研究者の活躍推進の一環として、持続的な社会と未来に貢献する優れた研究等を行っている女性研究者を表彰する制度として「輝く女性研究者賞(ジュン アシダ賞)」を創設しました。輝く女性研究者賞(ジュン アシダ賞)では、大学や公的研究機関の研究者をはじめ、企業における研究開発部門(多人数が関わった開発プロジェクト、製品開発など、応用研究を含む)の研究者などからの応募を対象とします。 | 2024年4月1日(月)~7月1日(月)日本時間正午まで |
学術研究助成 溝口昌子賞/ 公益社団法人日本女医会 | 申請時に満45歳以上55歳未満で、学位を有し、大学病院または総合病院等に臨床の常勤医として役職に就いて勤務しており、臨床、研究、教育、社会活動等を行っている日本国に在住の女性医師(教授は除く)とする。 | 平成25年に逝去された故溝口昌子先生のご遺志により寄附された基金から、女性医師のキャリアアップと永年勤続を目的として設立されました。 | 2024年12月25日(水)(当日消印有効) |