令和3年4月1日に採用された第12期WTT教員1名を紹介します。
深田 史美ふかだ ふみ
所属/職名
資源植物科学研究所/ 助教(特任)
最終学歴
京都府立大学 大学院生命環境科学研究科 博士後期課程修了
前職
マックスプランク陸上微生物学研究所(ドイツ) 博士研究員
研究内容
私たちが感染症にかかるのと同じように、植物も多種多様な病原体に侵され、病気にかかります。そこで植物は病気にかからないように、病原体に対して独自の免疫システムを発達させてきました。私は病気に強い植物を作ることを目的として、植物の免疫機構のメカニズムの一端を明らかにするために、分子生物学的手法を用いて研究を行っています。
私は学生の頃に「将来も研究を続けたい、でも周りを見渡すと女性の研究者は少ない。ということは女性で研究者になるのってとても難しいのでは?」と、志半ば研究の道を諦めかけたこともありました。しかしドイツに渡航して、プライベートも充実させながら活躍されている女性研究者を沢山目の当たりにし、私もこのようになりたい!と強く思いました。WTT教員として、周りの方と環境に感謝しながら良い研究を行うことで、岡山大学と未来の女性研究者のために貢献できればと思っています。