趣旨・目的・実施期間
- 講義・セミナーと実践を組み合わせたプログラムにより、教育・研究・運営能力を備えた教授職候補者を育成する。さらに将来の管理職候補者としての力を身に付ける。
- 令和5年度文部科学省科学技術人材育成費補助事業(ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(女性リーダー育成型))の事業として実施する。
- 令和5年度~令和10年度を予定(状況により実施期間を延長する場合があります。)
概要
プログラムの構成
本プログラムは、Phase 1からPhase 5までの5つのPhaseで構成されます。
各Phaseの実施内容はこのスキームに記してありますが、具体的な実施時期や内容については、当室から配信するアナウンスをご覧ください。
各Phaseについて
Phase1【講演+交流会】リーダーセミナー
学内外の女性教授や民間企業人など、多様なロールモデルの講演を聞き交流することで、各人が目指そうと考えるリーダー像や備えるべきスキルについて、具体的なイメージの獲得を目標とする。
- 女性リーダーセミナー(年2回程度)
- 修了要件:2時間×4回
Phase2【セミナー受講】リーダー素養
大学のリーダーに必須の素養である「教育」「研究」「マネジメント」それぞれについて学び、教授として必須の力を身に付ける。
特に「教育」においては、産業界の実情も理解した教育・学生指導ができるようになる。
教育力・研究力・マネジメント力
- 教育力:英語による講義講座 / メンター研修 ★産業界の実情理解
- 研究力:英語論文執筆セミナー / 一流紙掲載セミナー
- マネジメント力:研究室マネジメント講座 / 時間の使い方講座
- 修了要件:各2時間×2回
Phase3【語学研修+派遣】国際力
海外での研究、国際共同研究の実施、国際会議への参加により、研究力やマネジメント力を向上させる。
さらに、若手型においては共同研究の準備やネットワークの構築も目指す。
- 事前研修(2時間程度):英語コミュニケーション/英語プレゼンテーション
- 海外派遣【派遣事業】:報告会(年1回)
- 修了要件:派遣2週間以上
Phase4【実践】実践力
国際シンポジウム、講演会、セミナー等の企画・実践、オーガナイズを通して、企画力・実践力を身に付ける。
又は、部局や全学組織(男女共同参画室等)の委員長、副委員長等を担うことで、リーダーとして意見をまとめ運営する力を身に付ける。
- 国際会議・シンポジウムのオーガナイズ
- 国内会議・シンポジウムのオーガナイズ
- 研修・講演会・セミナー企画実践
- 委員会委員長・副委員長
- 修了要件:概ね40時間以上
Phase5【セミナー】管理運営力
組織運営、リスクマネジメント等に関するセミナーを受講し、大学運営・部局運営に必要な知識・能力を修得する。
また、地元産業界の女性リーダーと交流し、幅広い視野と柔軟な発想を持つ次世代の管理職候補者としての力も身に付ける。
- リスクマネジメント研修
- 管理職の役割・責任セミナー
- 地元産業界の女性リーダーとの交流
- 修了要件:2時間×2回