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岡山大学病院聴覚支援センター片岡祐子准教授が「国際ソロプチミスト岡山クラブ賞」受賞

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岡山大学病院聴覚支援センター片岡祐子准教授が「国際ソロプチミスト岡山クラブ賞」受賞

 岡山大学病院聴覚支援センター片岡祐子准教授が2023年国際ソロプチミスト岡山クラブ賞に選出されました。

 国際ソロプチミストは、理解促進、提唱、活動を通じて女性と女児の生活と地位を向上させるための奉仕活動を行い、A Global Voice for Womenを掲げ世界の様々の女性の地位向上を目指す組織です。

 この度、岡山大学聴覚支援センターとして手掛けている、聴覚障がい者に対する情報バリアフリーのプロジェクトが評価され、2023年国際ソロプチミスト岡山クラブ賞に選出されました。

 岡山県では全国に先駆けて、難聴児に対して、医療だけでなく、教育や福祉での聴覚支援を行ってきた歴史があり、岡山大学病院聴覚支援センターにおいても、多くのステークホルダーとともに、特にインクルージョンに向けた支援に注力しており、「聴覚障がい児・者に対する多職種連携による情報バリアフリーおよび共生社会の実現に向けたプロジェクト」を岡山大学のSDGs取組事例に登録し,聴覚障がい児・者の共生社会実現を目標とした取り組みを行っています。同センターでは、他にも、高齢難聴者の聴覚検診と補聴導入に向けたプロジェクトや、日本医療研究開発機構(AMED)課題である災害時の情報授受を支援する機器の開発等も手掛けています。また、医療の限界を、教育、福祉、開発と結びつけ、“No one left behind(誰も取り残されない)” 社会を目指し、岡山放送局等報道の力も借り全国に向け発信しています。

 聴覚のみならず他の障がいも含めたインクルージョンやダイバーシティ推進にも力を注ぐこれらの取組が評価され、今回の受賞に至りました。

 

 

授与を受ける片岡准教授(右側)

授賞式の様子

 

 

【本件担当】

 人事課ダイバーシティ推進室

 TEL:086-251-7303