活動報告
サイエンストライアル:令和6年7月28日(日)10時00分~12時00分開催
岡山大学ダイバーシティ推進本部男女共同参画室では最先端の研究の内容を実際に体験する「サイエンストライアル」を7月28日に開催し、岡山県内外の中学生、高校生、大学生合計37名が参加しました。
始めに学術研究院環境生命自然科学学域の藤岡春菜助教から、身近に多くの種類のアリがいることやアリの生態、自身の研究について説明がありました。続いて大学院生2名から、自身の進路選択や研究内容等についての紹介があり、参加者は興味深い様子で真剣に聞いていました。実験では、まず参加者自身がアリを採集するための吸虫管を手作りし、大学構内に出てアリを採集しました。実験室に戻り、採集したアリを顕微鏡で観察し、分類表を使ってアリの種類を見分けました。また、大学院生がアリを解剖して脳を取り出す様子を実演した際は、一目でも見ようと、列を作って並び、実体顕微鏡をのぞき込んで興味深く観察していました。
参加者からは、「分かりやすい説明と体験できる面白さがあった。」「吸虫管でのサンプリングなどインパクトの強い実習内容だったので、印象にも残りやすいし楽しく学習できた。」などの感想が寄せられました。また、「大学院生の方々のお話を聞いて進路について考えるきっかけとなった。」「理系志望ですが、より大学の理系学部に興味がわきました。」など、大学への興味・進路選択の参考につながったとの感想が多く寄せられました。