岡山大学 ダイバーシティ推進本部

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ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(先端型)総括シンポジウム報告を開催しました

活動報告

先端型 総括シンポジウム(令和7年3月12日)

令和7年3月12日14:30~16:30に、文部科学省人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(先端型)」総括シンポジウムをオンラインで実施した。全国から約60人の参加があった。本学は2019年度に本事業に採択され、本年度が最終年度であった。本シンポジウムは事業が終了するにあたり,本事業の経過・成果を総括し、広く学内外に広報することを目的とした。那須学長の挨拶に続き、本シンポジウムの開催趣旨、本事業の取組とその成果について、本学男女共同参画室の今村副室長より説明があった。本事業は、2015~2020年度に実施した「同(特色型)」の成果を基盤として,女性研究者の上位職登用の推進を加速するとともに,女性研究者の活躍を促進するため、ダイバーシティ研究環境の形成に取組んだ、等の説明があった。続いて、本事業による海外派遣後にポストアッププラス制度により昇任した濱田麻友子臨界実験所教授と片岡祐子岡山大学病院准教授から、海外派遣の経験の報告があった。その後、山村康子氏(JST)、坂東良美氏(徳島大学)、片岡仁美氏(京都大学)、西原立氏((株)Cキューブ・コンサルティング)の学外コメンテーター4氏から、本事業の取組全般についての評価とコメントがあった。続いて、男女共同参画室の樋口千草副室長から、本事業の後継・発展として取り組んでいる女性リーダー育成型「岡大発・女性もっと活躍宣言!WITHプラン」を説明した後、引き続き活発な質疑応答が行われた。三村理事のまとめと挨拶により、閉会となった。海外派遣者の発表は特に印象深く、コメンテーターの山村康子氏からも、海外派遣者のポストアッププラスによる上位職登用が進んでいることに特に高い評価をいただいた。本事業の締めくくりに相応しいシンポジウムとなった。司会進行を担っていただいた御輿真穂室員をはじめ、関係の皆様にお礼申し上げる。

オンラインで開催の様子
海外派遣報告の様子①
海外派遣報告の様子②