本学は11月11日、男女共同参画社会の実現を目指して女性研究者支援や男女共同参画推進に関する取り組みを発展・推進することを目的とした、第10回中国・四国地区男女共同参画推進連携会議及び第12回中国四国男女共同参画シンポジウムを当番校としてオンラインで開催しました。 中国・四国地区男女共同参画推進連携会議では、高橋香代 理事(企画・評価・総務担当)のあいさつがあった後、女性の上位職登用及び女性上位職比率向上の取り組み、男性教職員の育児休業取得率向上の取り組み、女性研究者ネットワークづくりの工夫、女性研究者の裾野拡大のための女子中高生や高校に向けた取り組みなどのテーマで幅広い情報交換を行いました。 続いて開催された中国四国男女共同参画シンポジウムでは、高橋理事のあいさつの後、株式会社マザーネット代表取締役の上田理恵子氏から、「男女共に輝ける社会をめざして~子育て支援サービスの現場からの最新事情」と題して、女性が活躍できない日本の現状、何が女性活躍を阻むのか、子育てと仕事の両立に関して社員は何に困っているのかなどについて基調講演が行われました。 その後のパネルディスカッションでは、「セミナー等のイベント開催をめぐって」、「学生支援・女性研究者支援をめぐって」、「働き方再考:保育・在宅勤務から男女共同参画の未来を探る」という3つのテーマについて、参加した10大学をテーマ毎に振り分け、各大学から取り組み内容の紹介があった後、活発な意見交換が行われました。 シンポジウムには、102人の参加があり、参加者からは、「基調講演、パネルディスカッションのいずれのテーマも大変興味深く有意義だった」、「各大学の具体的な取組について知ることができ、また今後目指すべき社会や大学の在り方についてのビジョンを共有できた点で大変有意義であった」といった意見がありました。
【本件お問い合わせ先】 総務・企画部人事課ダイバーシティ担当 TEL:086-251-7303 |
|
|
|