本学に所属する常勤教員、非常勤研究員及び契約職員(特別契約職員にあっては教育職員に限る)に対して、出産・育児・介護等により研究時間の確保が困難になった際に、一時的な期間または緊急的に支援が必要な研究者に対して、研究活動に必要な研究補助業務(実験補助、研究データ分析、統計処理、資料作成、文献調査等)に従事する支援員「リサーチサポーター」の配置を支援いたします(男性も対象)。
また、「リサーチサポーター」には、男女共同参画室が主催する各種講座等の受講を推奨し、次世代研究者の育成を図ります。
なお、本事業は、文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ事業(女性リーダー育成型)」の支援を受けて実施するものです。
利用申請:令和6年度 リサーチサポーター事業
出産※a・育児※b・介護及び看護※cを理由に、研究時間の確保が困難な常勤教員、非常勤研究員及び契約職員(特別契約職員にあっては教育職員に限る。)を対象に、研究者の指示の下で研究補助業務に従事する支援員を配置する「リサーチサポーター事業」を実施します。
公募期間
申請期間
募集期間 | 利用開始日 |
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令和5年12月20日~令和6年1月19日 | 令和6年4月以降利用開始 |
令和6年6月24日~令和6年7月25日 | 令和6年10月以降利用開始 |
令和6年10月8日~令和6年10月17日 | 令和6年12月以降利用開始 |
利用対象
本学と雇用関係にある常勤の教育職員、非常勤研究員及び契約職員(特別契約職員にあっては教育職員に限る。)のうち、出産※a・育児※b・介護及び看護※cにより研究時間の確保が困難な者(男性も対象)。
原則として、産前産後休暇・育児休業・介護休業中は本事業の利用は認めておりませんが、特別な事情があり、代理人に業務を一任できる場合は申請可能です。
また、申請時点において、年間300万円以上の研究費(人的支援にかかる費用を含む。)を獲得あるいは付与されている方は対象になりません。
a. 出産
妊娠中の者。
b. 育児
小学校3学年終期までの児童を養育している者。
c. 介護等
要介護者・要看護者である家族を主として介護・看護している者。
支援期間
- 支援期間は、令和6年4月から令和7年3月末までとしますが、リサーチサポーターの雇用に関する手続きが遅れた場合は、開始時期が遅れることがあります。
- 支援期間終了後に本事業の継続利用を希望する場合は、当該期間の利用者募集時に再度申請して下さい。なお、本事業による支援期間は、申請理由ごとに通算36ヶ月を上限とします。
支援内容等
- 研究活動に必要な研究補助業務(実験補助、研究データ分析、統計処理、資料作成、文献調査等)に従事するリサーチサポーターの雇用に関する費用を助成します。(TA業務等は除く。)
- 支援時間は週10時間を上限としますが、予算の都合により削減する場合があります。
利用申請
申請方法
以下フォームから入力して申請して下さい。
- 証明書:上記申請フォームに該当証明書をアップロードして下さい。
※a出産:母子手帳の表紙の画像
※b育児:児童の生年月日を証明できるもの(健康保険証もしくは住民票)の画像
※c介護・看護:市町村による要介護認定等を証明できるもの(介護保険被保険者証等)、
もしくは家族の入院や疾病状況を証明、あるいは説明できるもの(診療費の領収書等)の画像
選考と結果
- 男女共同参画室において、書類審査(利用資格確認)後、利用要件が満たされている方は、本室の担当教員との面談(15分程度)を行いますので、面談日の調整にご協力下さい。
- 利用の可否及び支援時間を決定し、申請者に通知します。
リサーチサポーターの雇用
リサーチサポーターの選考
利用者がリサーチサポーターを選考後、採用手続きするものとします。
なお、本学在学中の学部生・大学院生をリサーチサポーターとして雇用することもできますが、その場合は、以下の事項に注意して選考を行って下さい。
- 学生としての本分遂行に支障がないこと。
- 指導教員の了承を得ていること。
- 履修登録科目と重複しない時間帯に勤務すること。
- すでにRAあるいはTAとして雇用されている学生の場合、RAあるいはTAとしての雇用とリサーチサポーターとしての雇用との合計勤務時間が週19時間以内であること。
リサーチサポーターの受入
リサーチサポーターは、岡山大学の非常勤職員として14日間の試用期間をもって雇用されます。
リサーチサポーターの給与は、岡山大学非常勤職員就業規則の規定に基づき以下の時間給とします。
- 学士以上の学位取得者・・・ 1,100円
- その他・・・・・・・・・・ 1,000円
リサーチサポーターの業務内容・勤務時間等
- リサーチサポーターが支援できる業務は利用者の研究補助に限定されます。
勤務時間中にリサーチサポーター自身の研究や学習等、支援業務以外の活動に従事することはできません。 - リサーチサポーターは、利用者もしくはその代理人による監督の下、前もって決められた勤務時間に勤務するものとします。
原則として夜間・週末・祝祭日の勤務はできません。 - 利用者とリサーチサポーターの研究分野が同じであるため、支援業務とリサーチサポーター自身の研究とを分けることが難しい場合は、リサーチサポーターは職務専念義務に従い、利用者の研究テーマに直接関係する補助業務のみを行うようにして下さい。
利用報告
事業利用終了後、成果報告書を男女共同参画室まで提出して下さい。
なお、本事業利用により得た研究成果を発表する場合は、その旨、記載をお願いします。
記載例:This researh was supported in part by “Initiative for Realizing Diversity in the Research Environment” from MEXT.
この研究は、文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ」の支援により実施されました。
提出書類 | 「リサーチサポーター事業」成果報告書(様式1) |
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提出期限 | 令和7年3月31日(月) |
留意事項
- その他リサーチサポーター事業の利用手続きは、別に定める事業利用者への説明資料を参照して下さい。
- リサーチサポーターには、職務上知ることのできた秘密を他に漏らしてはならないという守秘義務に関する誓約書を採用時に署名していただきます。
なお、研究成果の取り扱い等のトラブルが発生した場合、男女共同参画室では責任を負いかねますので、利用申請者とリサーチサポーターにおいて確認を行っておいて下さい。
個人情報の取扱い
本事業申請により取得する個人情報は、選考及び本業務にのみに使用します。
Q&A
Q支援期間の上限を超過して事業の利用を希望する場合はどうしたらよいでしょうか?
リサーチサポーター事業では1回の申請につき最大12ヶ月間(年度内)の利用しか認めておりません。(予算及び状況により変動があります。)
次年度も継続して利用を希望する場合は、改めて申請を行って下さい(前年度12~1月頃公募開始予定)。
Q複数のリサーチサポーターに業務を分担してもらうことは可能ですか?
リサーチサポーターの勤務時間の合計が、支援期間の週の上限時間以内であれば可能です。
また、期間をあらかじめ区切った上で、それぞれの期間に異なるリサーチサポーターを雇用することも可能です。
申請・お問い合わせ先
岡山大学ダイバーシティ推進本部男女共同参画室
〒700-8530 岡山市北区津島中一丁目1番1号
TEL:086-251-7011
E-mail:sankaku1@adm.okayama-u.ac.jp